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2009年4月22日 (水)

ダメな女―村上龍

どーも山ちゃんです。
今日は暑いですね。昨日は雨が降ってたのに。

昨夜家の本棚を漁って、ある本を探していたのですが見つからず

代わりにこんな本が出てきた↓
200904221618000_3  















作家・村上龍氏が雑誌「CLASSY.」で連載していたエッセイをまとめた本です。

「ダメな女」といわれてもどんな女かイメージがわきませんが、
村上龍氏の小説に出てくる女を見ると、「ダメじゃない女」の像が見えてきます。

『KYOKO』『イビサ』『タナトス』『ラッフルズホテル』あたりに顕著です。
簡単に言うと
『生きる上での最優先事項を持っている(自分が何をしたいのかわかっている)』
『自分が望む自分であるために、常に進化への想像力を持っている』
『依存こそ悪だと知っている』
『リスクを負う決断を避けない(自分が成し遂げたいことに対して不可避的なリスク)』

といったところです。

で、これらをひっくり返したのがダメな女。ダメな男も似たようなもんです。

さて、職場でキョロキョロしてみましょう。

「あっ!この人だ!」

 という方は見当たりません(別に職場での総スカンを恐れているわけではありません。。)

 村上氏の言う「ダメな女」はかなり減っているのではないか…?
 その代わり「ダメな男」は着実に増殖してますね、ニュースなんかを見てると。。

 さて、作中で村上氏は現代の物語についても触れているのですが
 日本では大人の男を主人公にしにくい、と記しています。
 男性がリスクを負って何かをすることに縁遠くなってしまったから、だそうです。

 まあ、これは極端な意見ですが(作家を名乗るならそこをなんとかしないといけないので)、
 一理あるような気がします。

 イチ男としては、自分の頭の中に、自分を主人公とした物語を容易に描けるような生き方をしていたいものです。

 そういえば村上氏は新しく本を出しましたね。
 『無趣味のすすめ』ってやつ。

 彼はというと着々とリスクや決断との距離を広げているようです。

 

 掘り返したら新刊ラジオでも紹介していました。

 特権的情人美食―村上龍料理&官能小説集(新刊ラジオ 第369回)

 すぐそこにある希望(新刊ラジオ 第263回) 

 文化人になりきる前に小説家としての集大成を見せてほしいと思うのは僕だけか?

 小説には「決断」が目白押しです。
 

 イチ抜けた!
 というにはまだ早い。

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