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2009年5月19日 (火)

電子書籍時代突入○年前

 こんにちは、山ちゃんです。

 電子書籍の普及によって紙媒体は衰退していくだろう、という意見がありますが、それに関して

 「紙の本が100%亡くなると断言できる、たった一つの理由」というタイトルで書かれているブログを見つけました。

 

電子書籍という新技術によって、紙媒体が追いやられていく図は確かに想像できます。

 アマゾンのキンドルの大型版も発売されたばかり(日本では入手できないみたいですが)

 

保存や持ち歩きの際の利便性や環境面のことも考えると、紙媒体に有利な条件ははたしていくつあるのか?

 これだけ電子書籍が浸透するための要素が出揃っているのに、従来の紙の書籍のウリとして語られるのは「あじわい」ばかりですから、いかんともしがたい。。

 書き込みを入れたり、気になるページを折ったり、ということも紙のメリットですが、電子書籍で代替機能をつけることは可能でしょうから、これも「あじわい」の一つだと言えます。

 

 アナログレコード収集が趣味、という人は今でも一定数いますが、将来的に紙の書籍も今でいうアナログレコードと同じ扱いになる可能性が高いです。

 WEB配信やCD販売をメインとしつつ、一部のファンのためにアナログレコードを出し続けているアーティストがいるように、本の著者もメインは電子書籍だが、特定のマニア向けに紙の本も出版するみたいな形を取る人が出るかもしれませんね。

 

問題はいつごろ「世代交代」が起きるのか
 ということですが、電子書籍のコンテンツはまだまだ出そろっていないのでもう少し時間はかかるのではないでしょうか。

 完全に紙書籍にとって代わるとなると、かつてCDがそうだったように、過去の出版物も全て網羅する必要があります。なので僕の予想は8~10年

 ところで、実際に本を書く人はどんな印象を持っているのでしょうか。

 

紙の本じゃないとヤダッ!
 となる小説家とか、いるんですかね。。
 やはり権利の問題やコピー商品が出回ることを危惧しているのかしら。

 

 実際の電子書籍を想像すると、雑誌やカタログ、辞書、地図は違和感がないし、小説も大丈夫。
 しかしエッセイ、詩、俳句などはどうも感じが出ない。。

 これらは電子書籍と相性悪いかもしれないですね。

 

もっともエッセイ、詩や俳諧は生き物ですから、電子詩集や電子俳句集にフィットした形に変化していくんでしょうが。

 今後書籍がどうなっていくかとともに、きっとそれぞれの作風にも影響が出るのは間違いないと思います。

 個人的には電子書籍の普及具合よりも、普及した後の創作物にどんな変化があるのか、ということの方が楽しみです。

 僕も時間がある時に「電子書籍時代の詩」を何篇か作ってみようかと思います。

 というわけで仕事に戻ります。

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山ちゃん」カテゴリの記事

コメント

地方では書籍や雑誌の発売が遅れたりするので電子書籍だったら便利だろうな~、と思ったりします。
欲しい書籍や雑誌は1日でも発売が遅れるともどかしいですね。

投稿: takaaki | 2009年5月19日 (火) 21時28分

takaakiさん
 
 電子書籍になったら発売日のバラつきは解消されますね。
 
 電子化のメリットはたくさんあるので、個人的にはもっと普及してほしいです。

 

投稿: 山ちゃん | 2009年5月20日 (水) 11時08分

学術系の雑誌はほとんど電子媒体で利用されているのでは無いでしょうか?(電子・紙両方存在している)
使われ方(読まれ方)が一般の雑誌とは全く異なるので電子媒体が圧倒的に優位なわけですが、学術雑誌の使われ方の特徴は以下の通り:
・スピード最重視
・1つの雑誌を何人もの人が読んでコピーを手元においておく
・過去のアーカイブが重要
・1本の記事は長くても20ページ程度
まさに電子にうってつけの特徴。
最終的にはプリントアウトして紙で持っておく人も多いですが、オリジナルは紙で持っている必要が無い。

「紙で読みたいか否か」では無いんですね。

投稿: ごりらいも | 2009年5月28日 (木) 12時00分

ごりらいもさん。

コメントありがとうございます!
学術書がどのように使われるか、ということに全く知識がなかったのですごく参考になりました。

ジャンルによって使われ方が様々なので、用途によっては電子が主流になるでしょうし、また、電子化されずに紙媒体が残り続けるジャンルもあるのかもしれませんね。

投稿: 山ちゃん | 2009年6月 3日 (水) 19時51分

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